ホームヘルパーはどんな仕事をしているか

ホームヘルパーは、介護職員初任者研修資格(旧ホームヘルパー2級)を有している場合に働く事が可能な職業であり、一部介護事業所では資格が無くても働けるケースもあります。無資格で働く場合は、働きながら資格学校に通って取得できるので、興味がある方は求人に応募してみましょう。ホームヘルパーの主な仕事内容は、特別養護老人ホーム・有料老人ホームを始めとした施設介護か、街中にある介護事業所に所属して、利用者宅で介護(居宅介護)を行う分野に分かれています。

施設介護は、トイレ・食事・入浴の各介助に加えて、レクリエーション・居宅清掃を行うので、スタッフの連携を密にしておく必要があります。施設は24時間稼働している事から、早番・通常勤務・遅番・夜勤といったシフトに分かれている点も特徴であり、夜勤は週に1回か2回担当します。次のシフトのスタッフと交代する際は、利用者個人の状態(排泄・食事状況等)を伝えます。

居宅介護の仕事は、利用者が料理できない場合は料理をする事が一般的となっていて、冷蔵庫にある食材で作るか事前にスーパーマーケットで購入してきた食材を使って料理を行います。利用者によって食の好みや食材の刻み具合が異なりますので、事前リサーチをしておく事や料理を提供した際に感想を求める事を忘れないようにしましょう。なお、居宅介護は数件の利用者様宅を訪問する関係上、時間に正確な方や要領の良い方が向いていると言えます。